ギックリ腰予防には温泉?|18年間無遅刻無欠席の秘密とは。

ギックリ腰を一度体験した人が必ず思うこと……

二度となりたくない!

今回のブログでは、そんな皆さんのために、勤続18年無遅刻無欠席、元気も取り柄のjoyplus.明舞 院長清水が一番お勧めする方法を紹介いたします。

ギックリ腰の予防~とにかく温めろ~

鍼灸整骨院で長く仕事をしていると、「伝染病か?」と思うくらい腰痛の患者さんが増える時期があります。

1 秋から冬の気温が下がる時期

2 冬至から大寒の冬の中でも特に冷え込む時期

①②に共通するのは『冷え』ること。

逆に言えば、冷えを防げばギックリ腰はある程度防ぐことができます。

入浴のススメ

冷えを防ぐには、当たり前ですが温めるのが一番効果的です。

腰痛には様々なタイプがありますが、

慢性的に腰痛に悩んでいる方の症状の中で筋肉の疲労やこわばりが原因の場合はお湯につかることで症状の緩和が期待できます。

よく、ネットでも慢性腰痛は40度くらいの温度の湯に15分くらい入って、湯船の中でストレッチを行うと良いでしょう……なんて記事を見かけます。

でも、自分の家に「ストレッチや体操ができるほどの広い湯船なんかある?」というのが現在の日本の住宅事情ではないかと思うのです。

ならどうするか……大きい風呂に入ればいい!

温泉に行こう!

ミステリー作家さんが椅子を見ると腰痛が起こる、なんてエッセイを発行されていたこともあるくらいですから、

慢性腰痛にはストレスも大きく関わってきます。

日常を離れストレスを解消し、且つ大きなお風呂で体全体を温められる場所……

そう、日本には温泉があります。

温泉と腰痛の歴史

全国2800万人が悩んでいると言われる腰痛は、不名誉なことに国民病とまで言われています。

そんな腰痛は人類でいえば古代ギリシア時代の文献にも記載があるほど歴史は長く、日本では江戸時代くらいから少しずつ認識が広がり、

明治時代に正座から椅子に、着物から洋服に変化していく中で急激に数を増やしていったと考えられます。

そんな腰痛に寄り添うように同じく長い歴史を持つ温泉……

やはりここでもギリシャが登場しますが、

温浴の記載は紀元前2000年前から、クレタ島のクノッソス宮殿に至っては紀元前1500年頃といわれる世界最古の浴槽跡が残っています。

もちろん、当時の温浴施設は腰痛のためだけにあった施設ではなく、清潔さを保つためだったり、娯楽的な意味合いも強かったようですが、

ギリシャ時代の入浴文化には一般人も利用できる公衆浴場が設けられていたとのことなので、

腰痛改善を目的に利用していた市民もいたのではないかと思いを馳せてしまいます。

 ちなみに日本でも温泉らしき記載は古事記に、温泉で病を治癒したり、

健康を増進したりするための湯治としては江戸時代くらいから記載がみられるようです。

……なんか、腰痛といちいち起源がかぶっている気がするんですよね。

こじつけでしょうか?

温泉の効能

さて、前述した湯治ですが、実際その効果はどういうものなのでしょう?

温泉の温熱作用

私が自宅の入浴より温泉を推す根拠の一つとして、

41℃の水道水塩化ナトリウム泉炭酸水素ナトリウム泉二酸化炭素泉15分間入浴した時の深部体温は、

温泉はすぐに温まり、入浴後も冷めにくいうデータがあるようです。

そして温熱効果には

1 疼痛緩和

2 筋・関節の改善

3 血行促進

4 免疫力増強

5 タンパク修復機能

の効果があるとされ、今回取り上げている腰痛に関して言えば①~③がその効力を発揮していると考えられます。

静水圧効果

静水圧効果とは、適度な水圧で血管が圧迫されることにより、血液やリンパの循環を促してくれる効果のことです。

特に、下半身、足は心臓から遠く、又、心臓よりも下にあります。重力の影響を受け、血流やリンパが一番流れ戻るのに圧を必要とするのが足先です。

静水圧効果によって、足先の血液やリンパの流れが促進されるのが、腰痛改善にもつながると考えます。

余談ですが、不眠や胃腸の不調にも下半身、ふくらはぎを温めるのが良いと他のブログでも書きましたが、

この静水圧効果は足湯でも効果が期待できそうですね。

含有成分の化学・薬理効果

種々の化学成分を多く含む点で家庭風呂と異なると思われます。

1 重曹(炭酸水素ナトリウム)、食塩(塩化ナトリウム)成分などによる保温・温熱作用の持続

2 二酸化炭素や硫化水素による血管拡張作用

3 酸性泉、マンガン(Mn)・ヨード(I)含有泉の殺菌効果

4 アルカリ性泉は皮膚表面の角質や皮脂をはがして溶かし込み皮膚がツルツルに滑らかに感じることができる、いわゆる美肌の湯の効果

などがあるとのことです。

腰痛持ちは温泉でリフレッシュ!

上記以外でも温泉には綺麗な景色を見たり、非日常の中に身を置く事での精神的にリラックスする効果もあります。

デスクワークなどで慢性的に腰痛を感じるという方は、悪化する前に温泉に行かれてみてはいかがでしょう。

ちなみに完全に余談ですが、この記事を書くために色々調べていたところ、

江戸時代に温泉効果について調べていた学者さんが天下一と評価したのが『城崎温泉』とのこと!

是非行ってみたいですね!

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