『ギックリ腰』|突如として現れる腰の痛みを優しく解説☝

突然ですが、皆さんに質問です↓
「朝、ベッドから起き上がった時」
「顔を洗おうと洗面台の前でかがんだ時」etc…に突然、腰に痛みが走った!!

一度は、こんな経験をされたことはないでしょうか?
今回は、突如やってくる腰の痛み-「ギックリ腰」について分かりやすくお話ししていきます。
大きく分けて
1.「ギックリ腰」ってそもそもどんなものなのか?
2.実際に来院された患者さんの症例を基にしたお話し
3.アナタも「ギックリ腰」になってしまうかも…『ギックリ腰になりやすい人の特徴』
の3つをご紹介していきます。

最後まで、読んでしっかりと「ギックリ腰」のことをしっかりと理解しましょう♪
目次
「ギックリ腰」ってそもそもどんなものなの?

生涯で80%以上の方が経験する腰の痛み―そのなかでも「ギックリ腰」とは、
そもそもどんな状態なのか?腰のどこが痛くなっているのか?などなどをわかりやすくお話ししていきます。
「ギックリ腰」とは?~名前について~
突然、腰に身動きがとれないほどの強烈な痛みが走る状態のことを一般的には言います。
ドイツでは突如、前触れもなく起こるため、「魔女の一撃」といわれています。

しかし、この「ギックリ腰」という名称は、病名や診断名ではなく、世間一般的な俗称なのです。
医学的には、「急性腰痛症(きゅうせいようつうしょう)」といわれています。
では、次に「ギックリ腰」はどんな症状があるのかをお話ししていきましょう♪
こんな状態も!?~「ギックリ腰」の症状~
「ギックリ腰」の症状としては、先ほども少しお話ししたように、突然腰に強烈な痛みが生じ、
身体を前後に動かしたり、痛みがひどければ全く動けないという場合もあります。

また、状態によってはお尻や太ももなどの下半身に痛みやシビレが出たり、力が入らないといった症状が出る場合もあります。

では、なぜそのような痛みが出ているのかをお話ししていきましょう。
えっっ!?そうなの👀~「ギックリ腰」の原因~
「ギックリ腰」を起こしてしまう、その原因とはっ!!
………実は、「コレっ!」というはっきりとした原因がないんです💦
と、いうのも腰を動かすとき、骨や関節(かんせつ)、椎間板(ついかんばん)と言われる軟骨(なんこつ)の部分、
またはそれらを覆う靭帯(じんたい)や筋肉などなど…
痛みを出している要因はさまざまであるといわれています。

また、それらが許容範囲以上の負荷が掛かるときに「ギックリ腰」が起こるといわれています。
では、次にjoyplus.鍼灸整骨院で実際に来院された患者さんを基にした症例をいくつかご紹介していきましょう!
えっ、こんなことでも「ギックリ腰」に!?👀~実際にあったギックリ腰~
さて、先ほどお話ししたように腰に強い負荷が掛かると起こりやすい「ギックリ腰」ですが、
なにもすごく重いものを持ったり、沢山運動したときに「だけ」起こるというものでもないんです!
そこで、実際に来院された患者さんの中でも「こんなことで??」という内容で「ギックリ腰」を発症してしまった方をお二人ご紹介いたします。
お庭での悲劇!気を付けていたはずなのに…実際にあった「ギックリ腰」ケース1
60代女性、自宅のお庭で趣味のガーデニングを楽しんでいた時のこと。。。

元々、「ギックリ腰」を何度か経験されており、予防のために小さな椅子に腰かけて庭の手入れをしていました。
その日、他の植木の所に座ったまま移動しようと、椅子を持って腰を動かした瞬間…!!
腰に強い痛みが走り、「ギックリ腰」となってしまいました。
この方は、長時間同じ姿勢から、無理な体勢で立ち上がろうとした際に腰に大きな負担が掛かったものと思われます。
まさかそんなことでっ?!実際にあった「ギックリ腰」ケース2
30代男性、デスクワーク中心のお仕事で普段から運動はあまりされていない方でした。
ある日、自宅のソファに座ってテレビを鑑賞中に、ふと、くしゃみが出た瞬間に…!

腰からお尻にかけて電気が走るような痛みがあり、ソファから立ち上がれなくなってしまう位の「ギックリ腰」を起こしてしまいました。
この方は、お仕事での姿勢不良と運動不足による筋肉の衰えが身体を支える機能を失い、くしゃみ程度の衝撃でも、腰に大きな影響を与えたのだと思われます。
もしかしたら、あなたも要注意!ギックリ腰になりやすい人、なりにくい人
2人の患者さんの症例をご紹介しましたが、「ギックリ腰」はちょっとしたきっかけで、誰にでも起こり得る症状であるということが分かります。
しかし、今まで腰に痛みを感じたことがない人もいれば、何度も「ギックリ腰」になってしまうという人もいます。
なぜ「ギックリ腰」になりにくい人・なりやすい人の違いがあるのでしょうか?
そこで次に「ギックリ腰」になりやすい人の特徴をご紹介していきます。
こんなことも腰に関係するの?!「ギックリ腰」になりやすい人の特徴
さて、ここでは「ギックリ腰」になりやすい人の特徴をいくつかご紹介していきます。
1. 運動不足の人(あまり身体を動かさない人)

これは、なんとなく想像がつくのではないでしょうか?
そもそも人間の身体は「動く」ためにできています。
特に筋肉は運動不足や身体を動かさない機会が多いと、伸び縮みしにくくなり硬くなってしまいます。
この筋肉が硬くなった状態が続くと、運動をするとき、普段からしない動作などをするときなどに「ギックリ腰」になってしまいやすくなるのです。
2. 車の運転やイスに座る時間が長い人

直立して立っているときの腰の負担を100とすると、座っている姿勢では約1.4倍(140)もの負担が腰に掛ってくるのです。
また、デスクワーク作業などの長時間座っている方などは姿勢が丸まりやすく、身体が前かがみになりがちです。
この状態の腰への負担は、立っているときの約1.8倍(180)もあります。
これは、同じ姿勢でいることで筋肉や関節が硬くなり「ギックリ腰」を引き起こしやすくなるのです。
3.こんな人も「ギックリ腰」には要注意!
また、このような生活習慣などがある人も「ギックリ腰」には注意しましょう↓
・冷え性の方 ・タバコやお酒を多く嗜んでいる方 ・お風呂はシャワーで済ます方etc

一見、これらの生活習慣や体質の方は腰痛と関係がなさそうですが、
どれも身体が冷えやすく筋肉や組織が硬くなり「ギックリ腰」を引き起こしやすいのです。
ギックリ腰の処置、予防はjoyplus.鍼灸整骨院へ!
さて、「ギックリ腰」についてお話ししてきましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
さまざまな要因で引き起こされる「ギックリ腰」ですが、しっかりと理解すれば対策はできます。
joyplus.鍼灸整骨院では、「ギックリ腰」になった患者様への症状改善の施術だけでなく、
なぜそうなってしまったのかを検査・評価して、再発予防のためのアドバイスや運動指導なども行っております。

「ギックリ腰」だけでなく腰に対して不安のある方は、ぜひjoyplus.鍼灸整骨院までお問合せ下さい。