寒いとぎっくり腰が多い?症状・応急処置・治療法を解説

腰痛は、日本人の3割の方が悩む問題です。国民病とも言えるでしょう。

起床時に腰が痛い

座る時間が長いと腰が痛い

寝返りが痛い

これらの症状に当てはまるようであれば、

この記事はあなたの悩みを改善できるかもしれません。

ここでは、ぎっくり腰について知っておくべきことを解説します。

症状や直ぐにできる応急処置、治療法についてもご紹介しています。それでは、続きをご覧ください。

ぎっくり腰とは

ぎっくり腰は、正式な診断名ではありません。

ぎっくり腰は学術用語ではなく俗語である、という事です。

この事から、正式な診断書でギックリ腰と記載されることは、ありません。

ぎっくり腰は個々の生活環境や年齢で痛め具合が変わってきますが、ぎっくり腰はこれです!というような決まった概念もなく明確な判断ができません。

ただ、多くの方に当てはまりやすい症状はあるのでそちらを参考に、症状を改善する方法であったり治療内容をご確認いただければと思います。

ぎっくり腰の症状とは?

ぎっくり腰の症状は、受傷の程度によって様々です。

主に腰を中心に背中やお尻にも痛みを感じることがあり、場合によっては、しびれの症状なども見受けられます。

症状の特徴として

☑起床時、腰が痛い

☑立ち上がる際に腰が痛い

☑歩行時は痛くないが、座ると痛い

これ以外も症状はありますが、痛みは急にくる場合と徐々に症状を悪化させる事もよくある一例です。 ぎっくり腰の細かい症状は、是非こちらをご覧ください

 関連:ぎっくり腰 症状

ぎっくり腰の原因

その方の生活や環境で原因は様々ですが、よく当てはまる原因をご紹介します。

前かがみが多い

前かがみが長く続くと、腰の筋肉や骨盤の関節に負担がかかると言われています。力学的にも

前かがみで重い荷物を持とうとすると、何倍もの負荷が腰にかかる事になり、結果ぎっくり腰を誘発してしまいます。

筋力低下

年齢とともに筋力が低下すると、骨格のバランスを崩し、腰への負担が増えることでぎっくり腰を起こす事もあります。

傾向としては、

40~50代の方に多い原因かと思います。

これぐらいの年代で、生活の変化や運動習慣が少なくなるなど、体に支障を起こしやすい年齢といえるでしょう。

ホルモンバランス

女性ホルモンの影響で、骨盤の関節に負荷がかかり、ぎっくり腰を起こす事もあります

ぎっくり腰の原因を詳しく書いている記事はこちら

  

 関連:ぎっくり腰 原因 

ぎっくり腰になった時の応急処置

ぎっくり腰かもしれないと思ったら、すぐに医療機関を受診することが大切です。それまでの間、痛みを和らげるためにできることがいくつかあります。それらは以下の通りです。

痛み止めを飲む

イブプロフェンやアセトアミノフェンなどの市販の痛み止めを服用する。

一時的ですが、痛みを緩和させ

悪循環(痛み→血流不足→痛み増幅)を断つことができます。

患部に氷を当てる

歩けないほどの痛みがある際は、保冷剤や袋に氷を入れて痛みがある部分を15分ほど冷やしてください。


「温めれば治るだろう!」と考えている方が多いように思います。


基本的にギックリ腰を起こした直後は、お風呂やサウナには入らないようにしてください。


なぜかというと、温めることで血行が良くなり炎症(痛み)をひどくしてしまう可能性があります。


ちなみに、よく冷湿布をアイシングと勘違いしている方も多いですね・・


冷湿布は、アイシングの効果はありません。ただ他の効果で痛みを軽減させる効果はあります。湿布に関しては、ここから詳しく解説していきます。

できるだけ安静にする

ギックリ腰を起こしたときは、まずは安静にすることです。
「動かせばよくなるだろう」

という安易な考えは良くありません。
痛みを我慢せず安静にしてください。


どこまでの安静?というような声も聞こえてきそうですね。立てないほどの痛みであれば、横向きで寝ていただくのが良いかと思います。

歩けるほどの痛みであれば、無理せず日常生活を過ごすようにしましょう。


痛みがある中で、スポーツや家事は極力行わないのがベターです

ぎっくり腰の応急処置は、こちらの記事を参考にしてください。日常生活で気を付けることや、理想的な姿勢を解説しております。   

 関連:ぎっくり腰 応急処置

ぎっくり腰の治療

問診

まずは、負傷された状況や原因を探っていきます。

検査

整形外科テストを中心に

筋肉や関節など、どこに問題があるのかを調べていきます。

施術

問診・検査で問題部分の特定できれば、

状況に合わし、

特殊な電気治療を行ったり

手技療法を行います。

※当院では、決まった施術は行いません。必ず患者様の状況や生活環境を考えたうえでの施術を心がけております。

予防

痛みが軽減しているようであれば、痛みが再発しないように、

原因に合わしリハビリも行います。

Joyplus.グループでは、スポーツジムに併設しておりますので、メディカルフィットネスという観点で

運動指導も積極的に取り組んでおります。

   関連:ジム併設の整骨院

治療期間

患者様の生活環境や求める理想像によって、施術期間は様々ですが、目安としては

4週間~8週間を目安にしてもらえると良いのではと思います。

※個人差があるので、必ず当てはまるというモノではありません。ご了承ください。

中には、何をしても治らない方もいるので

治らない方には、こちらの記事をご用意いたしました。

また、当院での施術事例を載せておきますので、そちらもご覧ください。

   関連:ぎっくり腰 治療

   関連:ぎっくり腰 治らない

ぎっくり後の仕事復帰、運動復帰

まずは、日常生活をスムーズに過ごせるのが、最初のハードルかと思います。

その後

仕事復帰に関しては、出来る限り早期に復帰できるよう施術は進めていきますが、コルセットなどの着用は必要に応じて行います。

運動復帰に関しては、簡単な運動から行い

徐々に負荷を上げていき、通常の運動負荷に戻していきます。

仕事は休めないという方が、多いので

日常生活で支障があっても、仕事に行く方が多いですが、その分

施術期間も長くなります。

ぎっくり腰の予兆

ぎっくり腰の兆候は、個人によって様々です。しかし、ぎっくり腰を示す一般的なサインはいくつかあります。それらは以下の通りです。

 – 腰や脚の痛み

 – 動くこと、立つことが困難

– 足や脚のしびれや痛み

 -脚の脱力感

これらの症状が現れたら、できるだけ早く整骨院や病院を受診することが大切です。ぎっくり腰は重症化する可能性があるので、無視してはいけません。

ぎっくり腰の未然・再発防止

普段の習慣が重要になってきます。

座る姿勢や体の柔軟性など未然に防げることは、多くあります。再発防止等の方法は、こちらにまとめておりますので、ご覧ください。

内部リンク

ただ、習慣的に施術を受ける事も再発防止に繋がります。

FAQ

ここからは、よくある疑問点についてお答えいたします。

ぎっくり腰になったら整形外科と整骨院どっちにいったらいい?

症状によりますが、
まずは近隣の整形外科にいくのが無難です。

ぎっくり腰の再発防止などを求められる方は、
姿勢の改善や筋力強化が必要なので、その場合は整骨院がおすすめですね。

個人的な意見ですが、信頼のある先生に施術を受けていただくのがベストかと思います。

今の症状で気になる方は、近隣のjoyplus.鍼灸整骨院に相談ください。今のあなたに、必要な対策をお教えします。

ぎっくり腰になったら冷やしたほうがいい?温めたほうがいい?

基本的には、冷やしてください。

ただ、歩くと痛みは軽減する場合は、温めていただいても問題ないかと思います。

ぎっくり腰になったらマッサージを受けたほうがいい?

これも、ケースバイケースです。

急性症状であれば、逆にひどくなってしまうのでマッサージは絶対に厳禁です。

マッサージをしてよい基準として、温めて楽になる場合は、マッサージをしても問題ないかと思います。

ぎっくり腰になったら家にある湿布を貼ってもいい?

湿布は貼ってください。

効果のあるものと、効果がないものがありますが、

湿布を貼ることに、デメリットはないので

とりあえず、湿布を貼ってみて様子をみましょう。

ぎっくり腰の治療中はお風呂はつかってはいけない?

先ほど説明した急性期であれば、

症状を悪化させてしまう可能性があります。

症状の状況によるので、担当の先生にご相談いただければと思います。

ぎっくり腰の治療中は飲酒しないほうがいい?

急性期でなければ、飲酒は問題はないかと思います。

ただ、飲酒後は痛みを鈍く感じてしまうので

痛みが軽減されたと勘違いして、症状が悪化する方が多く見受けられます。

ぎっくり腰に一度なったらサポーターを買ったほうがいい?

サポーターは、症状により必要性が変わりますが、

ぎっくり腰を起こした方は再発率は高くなるので、

もしもの為に、サポーターの購入をお勧めします。

妊婦はぎっくり腰になりやすい?治療法は普通の人と違う?

妊婦さんは、腰への負荷が高くなるので

ぎっくり腰だけでなく腰のトラブルは多くなります。

施術方法も胎児に影響がないように細心の注意が必要です。※当院ではうつぶせの施術は行いません。

何事も最初が重要

ぎっくり腰は早期治療が長期的なダメージを防ぐカギとなります。

ぎっくり腰の初期症状は軽いことが多いので、あまり気にしないことが多いですが、放っておくと重症化しやすくなります。

早期の診断と治療が不可欠なので、ぎっくり腰かもしれないと思ったら、近隣の医療機関へご相談ください。

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