病院で改善しない春の不調|東洋医学で改善しませんか?

天気病とかあるけど、逆に曇ってたり寒い日の方が調子が良い私はおかしいですか?

おかしくはないけど、圧倒的少数派なのは否めない

春が来るたび気力がなくなります……
https://joyplus.co.jp/?p=1859
でも春とか五季ってありましたけど、春特有の不調ってあるんですか?

むしろ東洋医学には春先にうつっぽむしろ東洋医学には春先にうつっぽくなって喋らなくなる……なんてあなたにいかにも当てはまりそうな症状があります

ぜひ詳しく聞きたいです!春が嫌いなことを万人に共感してもらえなくてもいいけど、自分以外にもいるって知って安心したいです!

こんにちは!鍼灸師歴18年目、ワクチン接種の後なぜかお腹が空いてかつ丼とカレーうどんを食べてしまった院長清水です!我ながら健やかで何よりです。

暦の上では立春を迎え、日が少しずつ長くなっているの事を実感している方も多いのではないでしょうか?

春先に感情のコントロールが難しくなり生きにくいというあなた。
冬から春にかけて正体不明のイライラなど精神的に不安定になるあなた。
今回のブログを読み終えるころには『私の不調にも理由があったんだ』と納得していただけるかもしれません。
どうぞ最後までお付き合いください。

東洋医学でみる『春』とは?

東洋医学の考え方の一つに「五行説」というものがあります・
万物を木・火・土・金・水の五つの要素に当てはめ、それぞれの関係を治療に役立てていきます。

草木が芽を出し万物が生じる『春』は五行では『木』にあたります。

さらに体の中の臓器のうち主要な五つの臓器-肝・心・脾・肺・腎-を五臓といい、
五臓と対になる関係の臓器-胆・小腸・胃・大腸・膀胱-を五腑といいます。

五行をこれらの臓腑に当てはめると『木』は【肝・胆】に対応します。

なお、東洋医学でいう臓器は、現代医学でいう内臓と同じ名前がついていても働きはまったく別のものを含んでいることが多いので注意が必要です。

春によくみられる不調 メンタル編

春-肝には樹木が天に向かってすくすくと育つように気や血を全身にめぐらせる働きがあります。
肝が病むと気の運行がスムーズに行われなくなり、
イライラしたり怒りっぽくなる

わかるー!すごくイライラする。浮かれた花見客に腹を立てているだけかと思ってました

それはそれで本当に腹立ってるだけかもしれないけど、春は木の芽時といって精神不安を起こしやすい季節って言われているから、わけもなくイライラしたり、逆に猜疑心が起こったりするようなら肝の機能が強くなりすぎたり、弱くなりすぎたりしているのかもしれません

また、は決断力や勇気と深い関係があるため、弱ると
決断力の低下
恐怖心が強くなる
話をしなくなる

などの症状も目立ちます。

春によくみられる不調 筋肉編

肝は血液を貯蔵する場所でもあります。
そして肝が司る器官は『筋』です。
肝の血が不足すると筋肉が引きつる、痙攣するなどという症状がみられます。 

それってどういう状態ですか?

こむら返りがわかりやすいかな


こむら返りについてはjoyplus.グループの金澤先生が書かれた内容がわかりやすいので併せて読んでみてください。

春によくみられる不調 目のトラブル編

肝は目の働きと関係の深い臓器です。肝が弱ると
目が痛む
目が充血する
視力が減退する
眼精疲労
ドライアイ

などが現れます。

それって花粉症の目のかゆみも当てはまりますか?

東洋医学に花粉症っていう概念はないので、現れる症状から大きく3つに分けて考え、改善を図るようにします

「鼻にくる場合」「気管支にくる場合」「目にくる場合」に分け、今回の肝で考えるならば『目にくる場合』に当てはまります。
体が熱っぽく、目が充血してかゆくなる
などがそれにあたります。

陰と陽のお話

先ほど説明した肝の症状ですが、働きが「強い」時と「弱い」時でまた症状が変わってきます。
これは自然界のすべてのものは陰と陽に分けられるという考え方からくるものです。

そんな陰陽の考え方について解説していきます。

陰陽の関係を人間の心身に当てはめて考えてみよう!


東洋医学では心身の陰陽のバランスが保たれていれば健康、崩れていれば病気と考えます。

昼と夜で例えると、夜が陰で昼が陽と区別して、両者を対立する関係とみなします。


しかし昼と夜はどちらか一方では成立せず、相手との対比で違いが明らかになることから分かるように、陰陽は互いに切り離すことができない存在です。


また、昼と夜の時間が長くなったり短くなったりするようにするようにお互いの関係はつねに流動的で、一日の始まりと終わりで両者が逆転するように陰陽の関係も逆転することがあります。

陰陽の考え方では、相反するものがただ対立しているのではなく、依存しあいながら力のバランスを変え、互いに転化し流動しているのです。

肝の症状を陰陽に分けてみよう!

先生、いきなり話が難しくなりました!

ごめん!じゃ、最初に説明した肝の症状を陰陽で分類してみましょう!


肝の力不足または肝が弱い状態が陰、強くなりすぎている状態が陽と考えます

春に不調を感じるタイプの人は「木」のようにまっすぐな性格を持つ人が多く、ストレスの影響を受けやすいと言われています。


このタイプの人で筋肉質で体力があり、食欲が旺盛で意志が強い人は肝が強すぎる場合が多く、筋肉が少なく体力がなさそうで、ささいなことで過度に心配やすい人は肝が弱い場合が多いです。

五臓同士の関係性

ちなみにあなた、寒い日の方が調子が良いってことは暑がりだったりするかしら?

そうです!ほてるというか、汗っかきですね……

少し肺の症状も入っている気がするわね

話を少し五臓に戻して、肝と他の五臓の関係性をみてみましょう。

相生関係(そうせいかんけい)と相剋関係(そうこくかんけい)

五行説とは、木・火・土・金・水が互いに助け合い、また抑制しあっていくという運動法則です。
互いに助け合うのが相生関係(そうせいかんけい)、互いに抑制するのが相剋関係(そうこくかんけい)です。
(図8)

肝は心を補います。
腎と一体となって働きます(肝腎同源)。
そして脾を弱らせ、肺に弱められます。

例えば「不眠」の症状があった場合、「心」の傷病だと判断します。
相生関係にある内臓にアプローチする場合は、心を補う「肝」のトラブルが症状を引きおこしている可能性があると考えて「肝」を守るための治療法を取ることがあります。

「不眠」で同じく「心」の傷病だと判断したとして、相剋関係にある内臓にアプローチするとなると「腎」が衰弱して「心」を抑制しにくくなって眠れなくなっていると考え「腎」を守る治療法を取ります。

「肝」と「肺」の関係

「肺」にはストレスなどで興奮しやすい「肝」の気を抑制する働きがあります(相剋関係)。


怒りや緊張などで肝が異常に興奮すると、肺はそれを抑えるために働きすぎてしまい、機能が低下してしまいます。

ほてりやのぼせは「肺」が不足、または弱っている際に起こりやすいです。

だからあなたの暑がりは、肝が強くなってイライラしたりしている症状と、肺が弱ってほてりや汗をかきやすいという症状が、肝の症状が悪化しやすいとされる春に特に強く現れているのではないかと私は考えるの

なるほど……えっと、つまり私はどうしたらいいんでしょうか?

先生「ストレスを失くすのが一番だけど、現代日本の会社員にストレスのない生活なんてまず無理だから、日々の食事に気を付けたり、ゆっくり眠れるよう心がけたり、できることから一緒に考えて実行していきましょう!」

ストレスを失くすのが一番だけど、現代日本の会社員にストレスのない生活なんてまず無理だから、日々の食事に気を付けたり、ゆっくり眠れるよう心がけたり、できることから一緒に考えて実行していきましょう!

彼女の場合は食事の工夫という点では、「肺」の経絡に入りやすい玉ねぎなどの白くて辛い野菜を取るようにするのがおススメ。


また、梨や桃などの果物は「肺」が弱った際にみられる渇きを潤し、血液を貯蔵する「肝」を補うための効果も期待できます。

東洋医学で根本的な問題解決!

joyplus.鍼灸整骨院グループでは、東洋医学の治療法を用いた
「長く悩んでいる体の不調」
に対する治療を始めていきます。

このブログはあくまで一例ですが、この後さらに問診を続けて患者さんの症状の原因になっているストレスが何なのかを一緒に考えて、治療の提案をしていきます。

ストレスを緩和し、芽生えの春を明るい気持ちで迎えられるようお手伝いします!

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